6回 国際理解セミナー(チェコ料理編)ご報告

 

平成17710日(日)中央公民館料理室において第6回 国際理解セミナー(チェコ料理)が行われ、今年も皆でワイワイと楽しく料理ができました。今回が初参加と言う人、たまたま貝塚に来ていたカルバーシティの小学校の先生、様子を見に来てくれたKAIFAの男性陣、多彩な人達と共に過ごせて嬉しかったです。


レンズ豆は初めての経験です。幾つになっても初めてと言うものにはわくわくします。にんにくとマジョラムを沢山入れて作ったスープはあまり癖がなくて手軽にできるものでした。

りんごとくるみのパイは生地から作りました。気温が高かったせいか、生地のまとまりが悪く苦労しましたが出来栄えは見事なもので、甘過ぎず美味でした。

 

(今回のセミナーに合わせた様に調理室のオーブンが新品に入れ替わり、光栄にも使い初めという巡り合わせになりました。館長さんどうもありがとう。)


食事をしながら聞かせてもらったダイアナさんのチェコについての話は興味深くて、機会があれば是非行ってみたいと思わせてくれました。

日本に来て11年というダイアナさんは、日本語がとても流暢で家では良く日本食をつくるそうです。


しかし、肉じゃがのような甘いおかずには慣れる事が出来なくて自分で作る日本食には一切砂糖を使わないそうです。チェコ風にアレンジして日本食を楽しんでいると言う事でした。 これ迄は、各国の料理を教えてもらってばかりでしたが、外国の人達による母国風日本料理というのも試食してみたいものです。 

 

最後になりましたが当日早朝よりお手伝い下さりました皆様、ありがとうございました。おかげさまで楽しく過ごす事が出来ました。 

これからも台湾交流事業、おやと子のフェスティバル、オーサカインザワールドと行事が目白押しですので御協力よろしくお願いします。   

 

スナップ写真の後に参加者の感想とレシピ・チェコ インフォメーションを掲載致しますので併せてご覧下さい。


            

           第6回 国際理解セミナー(チェコ料理編)に参加して

 

ヨーロッパの遠い国、チェコの方からお国料理を教えていただけるとあって、私たちは期待を胸に参加させていただきました。講師の方は当地に在住されて10年以上のヨーロッパの女性でしたが、日本語が流暢で大変分かりやすく、レシピや調理の仕方などてきぱきと進められました。

 

もちろん、私たちがそれほど簡単に行くことの出来ない遠い国の料理なのでどうなることかと思いながら、言われるままに3品を作りあげました。やはり味は日本で口にするのとは若干異なりましたが、おいしく味わうことができました。私たちの腕よりも講師さんに助けられたのかもしれません。 

 

調理の合い間に母国のことや料理のことを手短かに紹介されましたが、チェコは音楽や歴史など日本人に馴染みの多い国だけに皆さん熱心に聞いておられたのが印象的でした。チェコ人は一人当たりのビールの量は世界一と聞きました。初耳ですね。

 

これからも多くの国の料理を紹介していただければ大変嬉しく思います。そしてこのような行事の中で国際交流がさらに進むように願っております。お忙しい中、お世話をしていただいた講師の岩澤ダイアナさんやKAIFAの方々に感謝いたします。

           

          レシピ

 

     I.        りんごくるみパイ 22cmのパイ皿1枚分

 

りんごくるみパイ(完成品)


     

        §   材料

フィリング

 

パイ生地

レモン

1

 

くるみ

60

g

りんご

2.5

 

砂糖

135

g

砂糖

大さじ3

 

小麦粉

250

g

シナモン

1

 

無塩バター

1

       

1

型塗り用

 

小さじ1/2

無塩バター

大さじ1

 

シナモン

小さじ1

        §   作り方

                                    1.        くるみと砂糖の半分の量をミルで粉にする。

                                    2.        大きなボウルに小麦粉と砂糖くるみ粉を混ぜ合わせる。その中心に残りのパイの材料を入れてよく混ぜる。しばらくこねてラップに包み、冷蔵庫で冷す。

                                    3.        りんごの皮をむき、810個に切る。別のレモンを絞ったボウルの中に切ったりんごを入れてしばらく寝かせる。

                                    4.        オーブンを190度に。

                                    5.        パイの生地を1/32/3の大きさに2分する。大きいほうは麺棒でパイ型より1cmくらい大きい丸になるように延ばす。小さいほうはパイ型くらいの大きさに延ばし、中心部を直径78cmの丸コップで切り出しておく。

                                    6.        大きい生地をあらかじめバターを塗っておいたパイ型にのせ、余った生地を切り、指で押しながら形を整える。その上にりんごを並べる。砂糖とシナモンをふってもう1枚生地をのせ、パイを回しながらしっかりとフォークで繋ぐ。

                                    7.        砂糖をふってオーブンで35~40分焼く。

   

  II.        レンズ豆にんにくスープ 67人分

        §   材料

レンズ豆

100

g

 

スープストック

1/2

ジャガイモ

2

 

少々

 

にんにく

1/2

 

マジョラム

大さじ1

長ねぎ(細)

4

       

        §   作り方

                                    1.        1リットルに入れたレンズ豆を15分ゆでる。

                                    2.        スープストック、塩、スライスしたにんにく、角に切ったジャガイモを入れて7分程ゆでる。

                                    3.        マジョラムと小さく切ったねぎを入れて火を止める。

 

III.  ポテトパンケーキ 67人分

       §   材料

 

 

ジャガイモ

4

 

マジョラム

大さじ3

1

 

サラダ油

   

小麦粉

大さじ2

 

   

       §   作り方

                                    1.        ジャガイモは千切りにする(涙の様な形があるステンレスの道具がよい)

                                    2.        材料をすべて混ぜる。

                                    3.        フライパンに油をひき、材料をスプーンですくい、広げて両面を焼く。
塩をふって熱いうちに食べるのが美味しい。

 

レンズ豆にんにくスープ・ポテトパンケーキ

                                    (完成品)


 

チェコ・インフォメーション

       
 

1.国名

チェコ共和国 ( Czech Republic )

 

2.国土

78,866km2(日本の約5分の1

 

3.人口

1,021万人(2004年)

 

4.民族

チェコ人(約94.4%)、スロバキア人(3.1%

 

5.言語

チェコ語(プラハでは英語も通じる。ドイツ寄りの観光地では
ドイツ語で話しかけられることが多い。)

 

6.日本との時差

8時間(夏時間で7時間)

 

7.気候

大陸性気候で、日本と同じように美しい四季がある。
季節の 違いはきわめてはっきりしており、冬は寒さが厳しく、
夏の 日差しは強い。厳しい冬のあとにやってくる春はぽかぽかと
暖かく、夏には気温が30
くらいまで上がることもあるが、
日本のような湿気はないのでさわやか。秋になると急に冷えみ、
紅葉した木々が彩りを添える。
チェコは全体に平坦なので、町による気温差はそれほどない。

「国際理解セミナー」へ戻ります
「国際理解セミナー」へ戻ります