かいづか国際交流フェスタ 2008
5月11日(日)午前11時、第5回を迎えた国際交流フェスタ2008は、前日から時には激しく雨が降り続いて屋外で実施できるかどうか、そして多くの方々に来ていただけるかという大きな心配を抱えながら始まりました。
開始するころには雨が止み、少しだけ空が明るくなってきましたが、あっという間にたくさんの家族連れの人々を中心にステージ付近に集まり、そしてお目当ての1食100円券を買うために受付付近が混雑するようになりました。
早朝から集合した会員数十名が直前の準備に整然と取り掛かり、コスモスシアター周辺の催し会場、そして職員会館内も余裕を持って開始時刻を待つことが出来ました。模擬店を出店する11ケ国の皆さんがお国自慢の調理に頑張る中、あちこちに近隣の外国人の仲間たちが手助けに大勢来ている様子が見えました。
今回初めて野尻麻実子さんに司会をお願いしましたが、会場の雰囲気などを素早く見極めて、たいへん上手に進行していただきました。
はじめに模擬店の出店者11名が自国の料理をアピール、関西国際センターの研修生10名が自己紹介を次々と行いました。 今月末の発表会や帰国準備などがあるにも関わらず、参加してフェスタを盛り上げていただきました。
その国々はアジア・ヨーロッパ、そしてアフリカの国でした。
初めから国際色豊かなステージとなりました。
いま活躍中のロックライブグループの演奏や地元の南小児童・貝塚二中の生徒によるクイズ劇・紙すきや和太鼓などの賑わいがあり、子どもたちが楽しめる腹話術やKAIFA会員などによるラテンダンスなどバラエティに富んだ演出が続いていました。
11時30分にオープンした模擬店での販売に大勢の人が殺到して、早いうちに売り切れが続出しました。幸いにも雨が上がっていたので、次から次と繰り広げられる出し物を見ながら、珍しい料理をほおばっていました。
職員会館内では茶道のもてなしがあり、多目的室では参加している外国人のお国紹介の掲示、民族衣装の展示のみならず大勢の人たちがサリーなどを試着、そして3ヶ国語の会話コーナーも列が出来るほど大いに賑わいました。中国語・スペイン語・英語が飛び交い、子どもたちには丁寧に母国のあいさつなどを教えたり、質問を受けたりしていました。
そして赤道ギニアからの研修生が自国を丁寧に紹介してから、質問も受け付けて閉会の時刻まで食い込むほど頑張っていただきました。
閉会の前には抽選会があり、母の日にふさわしいカーネーションなどが大勢に当たりました。番号の発表があるたびに歓声や残念!の声が聞こえました。
実行委員会を立ち上げたのが2月、それ以来実行委員会や各関係部会による企画・立案と準備を経て当日を迎えたのです。
今までにないほど大勢の方々と国際交流の楽しさを実感できたイベントでした。