二年ぶりに開催される「オオサカ・イン・ザ・ワールド」はスイスの「スイス エーデルズ ボイスィズ音楽団」の公演です。
2012年8月20日(月)午後7時より、コスモスシアター中ホールで開演されました。
スイスの15才から22才の歌手を目指す学生とプロの音楽家で構成された22人によってコーラスやソリストの曲が披露されました。
開演前から今か今かと、長蛇の列が続きました。
いよいよ、始まりました。
20近い曲が披露されました。
湖や川、日の出や日没の美しい風景、雪に覆われた山々、氷河、緑豊かな田園、などの自然に対して抱く感情を歌声で時にはダンスを交えて表現されました。
生で初めて聞いたヨーデルの歌声、アルプホルンの深い音色、伝統楽器のスイスアコーディオンの音色は忘れることができません。
アルプホルンはモミの木をくりぬいて作った長い木管楽器で、スイスの祝祭行列にも、スイス伝統文化の象徴として加わるそうです。
歌が終わると、無言でコミックなゼスチャーを交えて次の歌の番号を知らせます。
「プログラムで歌の内容をどうぞ」という洒落た仕組みです。
コミカルなダンスが会場をわかしました。
そして観客も参加しての楽しいパフォーマンスもあり、またメンバーが前の人の肩をもって列になり、リズムに合わせて観客席に入ってきました。
観客の皆さんも一緒になって楽しみましょうという感じです。
最後はメンバー全員でおなじみの「上を向いて歩こう」です。観客も一緒になって大合唱、場内最高潮の盛り上がりでした。
そして、KAIFAより花束贈呈、素晴らしい雰囲気のうちに音楽の夕べの幕が閉じられました。
皆、大きな感動を心に残して、拍手を送っていました。
終了後、出口ではメンバーが観客を待ちうけてお礼の挨拶。互いに「有難うございました」、「サヨウナラ」、「お元気で」、「・・・・・・・・」。
会場での高揚した雰囲気の余韻がまだ残っていました。
スイス エーデルズ ボイスィズの皆さん、楽しい音楽を有難うございました。
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