第15期 日本語ボランティア養成講座 夜間開講
第14期講座は今春、初めて午後2時30分からの開講にしましたが、大方の予想どおり主婦層を中心に受講生が集まり、9月末には12名がめでたく修了しました。
そして今回は10月20日(火)午後7時30分から、開講式の後に10名が出席して第1回の講義がありました。
すべて女性ですが、20歳代が7名も受講しており、いつもと異なる雰囲気が漂っていました。多くは勤めが終わってから駆け込んで来られたようです。
まず、講師の発案によって、アシスタントとして入室したアウロラさん(ペルー人)と姪御さんの二人が(まったく日本語が分からない外国人という想定)で自国のことやあいさつなどを30分以上もスペイン語で話し続けました。
日本語の分からない外国人がどのような気持ちで日本語を学習しているのか感じ取ってもらうことが目的でした。
スペイン語を知らない受講生は驚いたようですが、時間が経つにつれて何かを感じ取れるようになり、名前などを聞かれたときに一所懸命考えながら答えていました。
感想を聞いたところ、この場から抜け出したい気持ちになってしまったようです。
その後、アウロラさんと姪御さんが日本語で話しかけると和やかな雰囲気が沸きました。
受講生は緊張の連続だったようですが、これからの講義を休まずに受講しようという意欲のある方ばかりだったので一安心です。
多くの質問が出ましたが、特に来日してからの多くの苦労話には心を打たれ、応援したい気持ちになったようです。
みなさんが今後の日本語サロンで活躍されるだけでなく、KAIFA会員としてさまざまな場面で国際交流に関わりを持たれるよう期待しています。