2014年10月に開かれた「かいづか国際フェスタ2014」の第2弾として、9月より取り組んできたアストロリコ四重奏「アルゼンチンタンゴの夕べ」公演を2月27日（金）コスモスシアター中ホールで開催しました。　　今回は初めてプロによる演奏会でした。

門奈紀生さんが敬愛する3人のバンドネオン奏者のアストル・ピアソラ、アニバル・トロイロ、リコにちなんで「アストロリコ」と名付けられました。

                                 (門奈紀生さん と コントラバスの滝本恵利さん)

           (ピアノの平花舞依さん)　                         (バイオリンの麻場利華さん)

(アルゼンチンタンゴ・ダンサーの亮さんと葉月さん)

バイオリニストの麻場さんがメンバー紹介をされた後、おなじみの「だんご3兄弟」を例にとってコンチネンタルタンゴとアルゼンチンタンゴの違いを弾き分けられました。

「だんご3兄弟」がアルゼンチンタンゴで演奏されると、「えぇ～こんなに違うの～」と思えるぐらい魅惑的な曲に変わっていました。

「夜のプラットホーム」、「ジェラシー」、と次々に演奏され、麻場さんの説明で、全くアルゼンチンタンゴを知らない方も情感が湧き、アルゼンチンタンゴの世界へと入り込んでいきます。

聴き入るうちにα波が流れ、心地よいリズムに変わっていったのでしょうか。

演奏が素晴らしくて、前半が終わる頃は誰もがアストロリコ・ファンになってしまうぐらいでした。 

第2部が始まりました。

「ブエノスアイレスの冬」の演奏から始まり、曲を聴いているだけでアルゼンチンにいるような情感が湧いてきます。

アルゼンチンタンゴに馴染みのない方のために、選曲してくださった「地上の星」、「心の底から」などが続きます。皆さんが楽しみにしている「亮＆葉月」さんのダンスは毎回、舞台に登場される度に衣装も替えられ、とてもハードな動きのダンスで、魅了されました。

♪想いの届く日～♪我が人生のすべて～♪仲間たちが踊るように～♪悪漢のミロンガ～ ♪不協和音～♪ブエノスアイレスの春、と終盤に入り、約2時間の演奏で心がアルゼンチンタンゴに響くほど豊かになっていきました。

今まで馴染みのなかったアルゼンチンタンゴがアストロリコさんによって開花されました。

アンコール曲の「ラ・クンパルシータ」の演奏後は、大拍手とともに「ブラボー」と声援が出るほど会場が感動の渦でいっぱいでした。 

終演後には門奈さんのサイン会、出演者との記念写真撮影、CD購入などでロビーは大賑わいでした。

この5ヶ月間の取り組みの中で皆さんに協力してもらってチケットを購入していただき公演ができたことをうれしく思います。

音楽は世界を一つに、アルゼンチンタンゴの世界をみんなで解り合えたことが今回の成果だと感じます。

「アルゼンチンタンゴの夕べ」公演で、アンケートを採らせていただきました。

頂いた212枚のアンケートには、

  ◎「初めてタンゴを聴きましたが、すごく良かったです」

  ◎「すばらしいタンゴバンド、そしてダンスとても感動しました」

  ◎「生のバンドネオンの演奏は初めてです。やはり音楽は生が一番ですね。機会をくださったKAIFA   の皆様ありがとうございました」

  ◎「本日、参加して良かったです。次回も来て欲しいです」

  ◎「心に響く曲に至らして頂きました。生演奏で見るタンゴのダンスもすてきでした。また機会があれ     ばお目にかかりたいです」

  ◎「歯切れの良いリズム、きっぱりしている哀愁も漂うタンゴは大好きなりズムの一つ、良かった」

  ◎「タンゴの魅力に取り付かれました」

  ◎「非日常を楽しませて頂きました」、「生演奏迫力があり、大変すばらしいです。感激しました。また   貝塚へ来てください。踊りも最高！」　など

ここに載せきれないほど、たくさんの方にアンケートの回答をいただきました。

本当にありがとうございました。

このアンケートを参考にさせていただいて次のイベントの取り組みをしていきたいと思います。　　

                                                                                                         （浜田）

今回の公演をご覧になって「アストロリコ」さんに興味をもたれた方も多いと思います。

       「アストロリコ」公式ホームページをご覧になってください。

        http://www.astrorico.com をクリックしてください。　　楽しいメロディーが聞けます。